2023年の年末、夫と長男が東京から来ておきなわワールドにでかけました。
夫は「おきなわワールドってつまんないだろー」と乗り気ではありませんでした。
大学生の長男が鍾乳洞を見たい!といって選んだ場所です。
「鍾乳洞もあるから行ってみよう」としぶしぶでかけた夫でしたが、結果的に大満足!
鍾乳洞の玉泉洞(ぎょくせんどう)には車椅子の方は入れません。
起立性調節障害の次男は体調が悪くてお留守番
玉泉洞は長距離を歩くから行かなくて正解!
おきなわワールドを満喫
迫力あるスーパーエイサーショーや沖縄最大の鍾乳洞と言われる玉泉洞、琉球ガラスの手作り体験などここに行くだけで沖縄のほとんどを体験できてしまいます。
わたしは手作り体験はしなかったですが、機会があればやってみたいと思いました。
わたしが印象に残ったものを紹介します。
スーパーエイサーショーは大迫力
スーパーエイサーショーの公演は、①10:30~ ②12:30~ ③14:30~ と毎日3回あり、ショーの時間は約30分です。
スーパーエイサーショーは、1人の人が何役もこなしており、時折聞こえる指笛も大きな音で完成度の高さが伺えます。
エイサーとは?
エイサーは祖先をあの世へ送り出す念仏踊りです。
沖縄の各地では道じゅねーと呼ばれるエイサーが披露されますが、年々簡素化されて伝統的な行事を行う自治体は少なくなりつつあります。
最近ではエイサーの後継者問題や創作エイサーの発展で、自治体のお祭りや観光客向けのイベントなどでエイサーが披露されています。
おきなわワールドで行われるスーパーエイサーショーも創作エイサーです。
スーパーエイサーショーで使われる楽器
スーパーエイサーショーではたくさんの楽器を使い、場を盛り上げます。
- 大太鼓(沖縄方言:ウフデーク)
- 締太鼓(沖縄方言:シメデーク)
- 三線(沖縄方言:サンシン)
- 三板(沖縄方言:サンバ)
見るだけではなく、最後には観客も一緒になって楽しめます。
玉泉洞で地底旅行
玉泉洞は鍾乳洞で、約30万年の年月をかけて創られました。
玉泉洞は全長5,000m、鍾乳石は100万本以上あり国内最大級の鍾乳洞です。
一般公開は890mです。
多様な鍾乳石がライトアップされ幻想的な空間が続きます。
地下川が流れていたりよく見ると生き物がいたりと、非日常体験には驚きの連続でした。
最初の下り階段がきついため、車椅子の方は入場できません。
わたしは最後の方は疲れてヘロヘロ状態
小さい子は途中でだっこーと言い出すと思うけど、冒険好きの子なら大丈夫かも!
ハブ博物公園はヘビにさわれる
沖縄のハブ被害を減らす目的で、ハブの研究施設から派生してハブ博物公園が設立されました。
ハブだけではなく、マングースやウミヘビ、ヤシガニ、キノボリトカゲなど個性的な仲間たちもいます。
安全なヘビもさわれる位置にいるので、わたしもいやいやながらさわってみました。
おきなわワールド基本情報
おきなわワールドの基本情報です。
入園料
大人(15歳以上) 2,000円
小人(4歳~14歳)1,000円 3歳以下無料
WEB前売チケットもあります。
WEB前売チケットは100円引きになり、体験のセット券もありお得です。
沖縄県民限定の県民割もあります。
営業時間
9:00~17:30 (最終受付16:00)
スーパーエイサーショー | 10:30 12:30 14:30 |
ハブとマングースのショー | 11:30 13:30 15:30 |
スーパーエイサーショーは約30分、ハブとマングースのショーは約20分です。
貸出一覧
チケット売場にて借りられますが、数には限りがあります。
●車椅子(無料)
●ベビーカー(300円)
玉泉洞は約130段の階段があり、車椅子では入場不可となります。
階段はベビーカーを畳んで手で持ち、お子様を抱っこしたり歩かせたりすると入場可能です。
距離が長く途中に出口がないため、お子様は飽きる可能性があります。
出口には長い上りエスカレーターがあるので安心です。
●雨天時の傘・日傘(無料ですが、雨傘500円、日傘1,000円の保証料が必要です。)
傘返却後に、保証料は返金されます。
アクセス
那覇空港から約17km(車で約30分)の南城市にあります。
【住所】〒901-0616 沖縄県南城市玉城字前川1336番地 【TEL】098-949-7421
車の場合、無料駐車場があります。
バスの場合、那覇空港から琉球バス系統83番玉泉洞線に乗り、玉泉洞駐車場前で降ります。
ほかにも、ゆいレール(沖縄都市モノレール)の旭橋駅まで行き、隣接の那覇バスターミナルから行く方法もあります。
バス停から徒歩約1分です。
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玉泉洞は車椅子では入場できません。
見どころは鍾乳洞だけではないので、たとえばご家族は玉泉洞に行き、そのあいだ車椅子の方は手作り体験をするといった楽しみ方もできるのがおきなわワールドの魅力です。
ぜひ、車椅子でも楽しめるおきなわワールドに足を運んでみてはいかがですか。
観光客の方はたくさん周りたいと思うので、近くのガンガラーの谷やニライカナイ橋、知念岬公園との組み合わせをおすすめします。